2024年6月8日
6月6日、長野駅東口に2019年に開校した清泉女学院大学のキャンパスを、ネットワーク会員など関係者15名で見学させていただきました。案内人は、看護学部看護学科の北村千章教授。 指定福祉避難所として、医療的ケアが必要な子ども達とその家族の受け入れが決定し、今年9月には想定訓練の実施も予定されているとのこと。学生たちが日頃使用している活動室などが受け入れ場所候補となっているそうです。大人が10人以上は入れるスペースが確保され、学校関係者の看護師が常駐。非常電源の確保も可能で、停電が長期にわたった時には、電気自動車の活用なども視野に入れた体制づくりを行っているとのことでした。 胃瘻チューブの接続を体験できる人形などもあり、多くの人に体感していただくことが、医療的ケアが必要な子ども達への理解や支援につながると、地域や学校などへ出向いていらっしゃるそうです。 一次避難所にも指定されているそうで、多目的フロアや実習フロアでの受け入れを想定し、防災用テントやダンボールベッドも備蓄。排泄物を自動処理できるポータブルトイレの実演も見させていただきました。 災害看護学を学べるカリキュラムもあり、地域の中で看護学の力をどう活かすのかを学生たちには学んでいってほしいと、今後のネットワーク活動への参画についても意欲的なお話をいただきました。 あっという間の一時間の見学会でしたが、今後の活動イメージにつながる大変貴重な機会となりました。